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「もっとカジュアルに、普段着でも着物を楽しみたい!」という方達に、デニムの着物が人気を集めています。
絹の着物と違って、お値段がリーズナブルなのも、デニム着物の人気の理由のひとつです。
今回は、最近人気を集めているデニム着物の人気の秘密や、コーデのポイントなどをご紹介します。
目次
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デニム着物とは、その名の通りデニム生地で仕立てた着物のことを指します。
絹やポリエステルの着物に比べて、生地も丈夫で、普段着、しゃれ着向けの着物です。
着物をよりカジュアルに、洋服感覚で楽しめるため、若者を中心に人気を集めています。
デニム着物は素材がデニムなので、洋服アイテムとの相性が抜群です。
通常の着物の着付けであれば、着物の中には長襦袢や裾よけを着用します。
デニム着物の場合は、着物の中に洋服のアイテムを組み合わせて着ることもできるため、着物初心者も手軽に親しみやすく着物を楽しむことができます。
例えば、長襦袢の代わりに、襟付きシャツ、タートルネックやパーカーをあわせると、着物をよりカジュアルに着こなせます。
その他にも、裾除けの代わりにレギンスやタイツなどを着用するのもおすすめです。
それでは、具体的にどのような理由でデニム着物はおすすめなのでしょうか。
大きく挙げられる理由は以下の3つです。
では、上記の理由を詳しく見ていきましょう。
デニム着物と一重に行っても、いろいろな素材や色味の商品があります。
デニム着物が基本的に無地のものが多いですが、無地だからこそ合わせるアイテムでガラリと着こなしの表情が変わります。
スニーカーやパーカーなど、カジュアルなアイテムを合わせればカジュアルスタイルに、パンプスやコルセットなどを合わせればクールな雰囲気も作れます。
まさに着こなしはあなた次第といってもいいでしょう。
デニム着物は、デニム素材のため、通常の絹でできた着物とは違い、自宅でも簡単に洗濯することができます。
品物にもよりますが、洗濯機での洗濯や手洗い可能なものが多いです。
お手入れ方法は、いわゆる普通のデニム素材のアイテムと一緒なので、着物初心者の方でも簡単に扱うことができます。
ただし、商品によっては色落ちするものや、他の服にデニムの青が色移りする場合もあるため、可能な限りデニム着物単体で洗濯を行うのがよいでしょう。
また、絹で作られた着物はアイロンをかけることができませんが、デニム着物はアイロンでしわを伸ばすこともできます。
デニム着物は、絹の着物と比べて伸縮性があるため、日常的な動作でシワがよったり、着崩れしづらいという特徴があります。
また、デニム生地は素材が軽く、長時間着ていても楽チンなのが嬉しいポイントです。
観光やお出かけなど、たくさん歩き回って汗ばむような日でも、安心して着られます。
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ここでは実際に、デニム着物に合わせるおすすめのアイテムをご紹介します。
デニム着物は、洋服のアイテムとも相性がいいため、新たに買い合せなくても、既にお手持ちのアイテムでいろんなコーデを楽しむことができます。
デニム着物を洋服のジーンズアイテムの感覚で着こなして、スニーカーを組み合わせると、ハイカラなコーディネートを演出できます。
デニム着物は、ブルー系のものが多いので、スニーカーは赤や黄色、白などの明るい色を持ってくるとよいでしょう。
またスニーカーはコンバースなどのハイカットのものを選ぶと、足回りが適度にスッキリするのでおすすめです。
デニム着物は、無地で渋めの色合いのものが多いため、柄が描かれた帯や装飾があるような帯を合わせるのに向いています。
派手な柄や明るめの色を帯に持ってくると、全体的にバランスの良いコーディネートになります。
また、敢えて渋めの柄や落ち着いた色味の帯をもってきても、調和性のある大人っぽい着こなしが楽しめるでしょう。
お気に入りの帯を見つけて、ぜひデニム着物にあわせてみてくださいね。
デニム着物は、着物自体がカジュアルな雰囲気をまとっているため、落ち着いた雰囲気の羽織よりも、カジュアルめな羽織のほうが相性が良いです。
大正ロマン風の古典柄でヴィンテージ羽織などもよいですが、思い切って洋服アイテムのニットや、ケープなどを合わせると、個性的なコーデが演出できますよ。
デニム着物をオーバーオールデニムやオールインワンのように見立てて、カジュアルなキャップやニット帽を合わせるのも、コーデにこなれ感が出ておすすめです。
ニット帽は、オレンジや赤など明るい色を合わせるのがおすすめです。帽子には缶バッジやブローチなどを追加であわせてもいいですね。
キャップやニット帽のほかにも、ベレー帽などを合わせるとレトロな雰囲気を演出できます。
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それでは実際に、デニム着物を使ったコーデ例を見ていきましょう。
女性のコーデは洋服のアイテムを使った和洋ミックスのコーデを中心に、男性のコーデはデニム着物の良さを全面に押し出したオーソドックスな着こなしをご紹介しています。
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着物に洋服のアウターを着る際は、どうしても袖がネックになってしまいますが、カウチンセーターであればオーバーサイズで袖部分にもゆとりがあります。
インナーは暗めの色合いの襟付きシャツを合わせて、帯には明るい色をあわせることによって、全体の色味のバランスをとっています。
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ブーツを見せるために短めの着丈で着付けたデニム着物が、ワンピースのようにも見える和洋ミックスコーデです。
洋服のアイテムをたくさん使っているので、一見散らかってしまいそうなコーデですが、小物アイテムの色味を落ち着いた色味で統一することでコーデにまとまりを出しています。
黒いデニム着物に赤い帯は一見キツめの色合わせにも思えますが、デニム着物のステッチが赤い糸になっているため、ポップなコーデに仕上がっています。
長襦袢とカバンの色味を合わせることで差し色の青を程よくプラスしています。
青×からし色は、日本人なら誰でも似合う着物の鉄板色合わせです。
着物と帯は鉄板色でコーディネートし、襟とカバンに柄を合わせることでコーデに遊び心をプラスしています。
襟の差し色を帯と同じからし色にすることで、コーデにまとまりを出しています。
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デニム着物は、着物屋はもちろん、各種オンラインショップでも購入できます。
「着物屋に行くのはちょっと勇気がいるかも…」と思われる方は、オンラインショップで購入してみるのもよいでしょう。
デニム着物の価格帯は、安価なものであれば5,000〜10,000円、ブランドものであれば30,000円前後で購入可能です。
デニム着物を洋服の1アイテムとして考えると、決して安価なものではないため、購入は「1年に何度もデニム着物を着たい方」や、「いいものを1枚きちんと手に入れたい人方」におすすめです。
一方で頻繁に着物は着ないけれど、デニム着物を使ってカジュアルコーデを楽しんでみたいという方には「着物レンタル」という方法もおすすめです。
京都・祇園のレンタル着物店「咲く都」でも、メンズ向けのデニム着物を各種取り揃えています。ぜひそちらもご覧ください。
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以上、最近注目を集めているデニム着物の人気の秘密や、コーデのポイントなどをご紹介しました。
デニム着物は、着心地がよく、お手入れも簡単で着こなしの幅も大変広いため、1枚持っておくと大変便利なアイテムです。
「購入するのは勇気がいるなあ」という方は、まずレンタルでその着心地の良さを体感してみてくださいね。
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