京都で着物レンタルするなら、他の人と違いを見せられる「大人っぽい」着物が着たい!
京都を歩いていると、色鮮やかで華やかな着物を着ている人が多いですよね。
「他と違いを見せてワンランク上の着物美人になりたい」と願う方のために、大人っぽい着物がレンタルできるお店の選び方や着こなし方を紹介します。
目次
京都には着物レンタル屋さんがたくさんあり、レンタル料金も様々です。
どんなお店を選べばいいのか分からないという方も多いかと思います。
大人っぽい着物をレンタルする場合、お店での着物とサービスの違いは以下のようになります。
※写真はイメージです。
「正絹着物を取り扱っています」とうたっている着物レンタルショップがいくつかあります。
正絹(しょうけん)着物とはシルク100%で作られた着物のことを言います。
正絹着物は独特のツヤや重みが高級感を出しており、大人っぽく見えます。
実際、正絹着物ははホテルでの食事やパーティのためにレンタルする人も多く、30代以上の方が利用する場合が多いようです。
大人っぽい正絹着物は仕入れ価格も木綿・ポリ着物よりかなり高くなり、お手入れにも何倍も手間と費用が掛かります。
そのため、基本レンタル料金は5000円以上と高めの料金設定になります。
さらにここからオプションなどでプラス2000円前後するお店が多いです。
最近は2000円以下で着物をレンタルできるレンタルショップもあります。
こういった安すぎるお店は、大人っぽく着物を着たい人には向きではありません。
良質な着物には仕入れにも、お手入れにもコストがかかるので、格安店の着物は、生地が安っぽかったり、色褪せたりしているものが多いです。
また格安店は大勢のお客さまに来てもらうことで売り上げを上げるので、土日や繁忙期はスタッフも人手不足で、着物の組み合わせなどの相談がしにくくなります。
このことから、格安店はデザインやサービスにこだわらない人向けといえます。
せっかく着物をレンタルして大人っぽく京都で遊ぶのであれば、もう少しだけ料金が高いところにしたほうが安全でしょう。
コスパがいいのは「正絹は取り扱わないが、上質で大人っぽい着物を扱っているお店」です。
敢えて正絹を取り扱わず、それ以外で上質ランクの着物を取り扱うことで、上質で大人っぽい着物が正絹よりもかなり安くレンタルすることができます。
手間のかかる正絹がないので料金が安くなるだけではなく、お客様からのご相談はしっかり対応する余裕があります。
しかも、このランクのお店だと着物の入れ替えもまめに行われているため、トレンドを押さえている最新の着物も取り扱われています。
大人っぽい着物で思い出を残すのであれば、是非3000円以上のプランを選ぶことをお勧めします。
白やベージュといった薄めの色がベースの着物です。
ちりばめられた小さな花柄の色も激しすぎず落ち着いたトーンで、上品な印象があるため幅広い年齢に好まれます。
また、ベースが明るいので大人っぽさの中に華やかさと可憐さがあります。
髪の毛・目の色・肌の色の色素が全体的に薄い人は同じようにコントラストが小さいこのような着物が似合います。
逆に肌の色が健康的なオークル系の人も、肌と着物の色でコントラストが映えるのでおすすめです。
深紅・ボルドー・黒といったトーンが落ち着いた深めの色合いを使えば、最近はやりの大き目な花柄もかなり大人っぽくなります。
肌の色や髪の毛の明るさにかかわらず、合わせやすい色柄です。
メイクは赤リップなどを使って、着物の柄に負けないようにするのがおすすめです。
モノトーンの着物も大人っぽい印象になります。
その中でも大人気なのがモダンで古典的なストライプ柄。
写真は白い花柄が施されていますが、色がついた花柄付きのものや、花柄がないパターンもあります。
黒髪や暗めの茶髪、色白の人にとっても似合います。
京都のレンタル着物といえば、華やかな色合いのものが目立つので、モノトーンの着物は逆にほかの人たちと違いがつけれておすすめ。
ただ、地味になりすぎないように、モノトーンの着物を選んだときは差し色となる帯を選びましょう。
明るすぎるピンクや黄色などよりも、深い紅色・ボルドー・からし色・濃い目の緑などがおすすめです。
写真の着こなしの場合、モノトーンの着物にからし色の帯を合わせてパッと明るい印象になっています。
さらに髪飾りにはからし色と白を付けているのがアクセントになっています。
小さなパールの髪飾りがカスミソウのようにちりばめられているのも大人っぽいコーディネートです。
モノトーン着物の場合は差し色でいいですが、色がついている着物の場合は帯の選び方が難しいと感じるかもしれません。
可愛いと思った着物と、また別でかわいいと思った帯を合わせてみるとしっくりこなかったり、好き放題で髪飾りを選んでしまうと派手になりすぎたりすることも…。
そこでおすすめなのが、着物で使われている色の一部を取ってそれに近い色の帯と髪飾りを選ぶことです。
こちらのお客様の写真の場合、ボルドーに白の花柄がある着物に白色の帯を合わせています。
さらに、着物と近い色の帯締めを使って、締めることでかっこよく着こなしています。
こちらは黒ベースに赤を中心とした花柄が並んでいる着物。
落ち着いたシンプルな赤色の帯を合わせることで大人っぽい着こなしになっています。
髪飾りも大人気のパールと一緒に、着物で使われている赤と黄色で合わせています。
こちらはアンティーク調の明るい色合いの着物です。
こちらも帯の色によってかなり印象が変わる着物ですが、着物で使われているエンジ色を使った帯を合わせることで大人っぽく着こなせています。
裏地も着物に使われている薄緑なのがポイントです。
べた塗ではなく、着物にもある菊柄が白抜きされているので重すぎず、着物になじんでますよね。
髪飾りも大胆に4色使っていますがどの色も着物の柄に使われている色なので、派手になりすぎず大人っぽく仕上がっています。
さらに「お太鼓結び」または「名古屋帯」と呼ばれるで帯を結んでもらうと格段に大人っぽい着こなしになります。
普通の帯はリボンのように結んでかわいいですが、お太鼓結びは旅館の女将さんのような大人っぽくて上品な印象になります。
京都の着物レンタル店では、帯までセットになったプランを出しているところがほとんどなので、帯でプラス料金は通常必要ありません。
お太鼓結びの場合、オプションとなることが多いです。
咲く都の場合、1000円でお太鼓結びにすることができます。
大人っぽく着物を着こなしたいのであれば、着物の色柄だけではありません。
せっかく着物を大人っぽい着物を着るなら、背筋はピンと伸ばし、歩き方や一つ一つの所作をおしとやかに意識しましょう。
歩き方は歩幅を小さく、ひざ下だけで歩くようにすると美しく見えます。
お食事中に手を伸ばすときや電車でつり革を持つときはしっかり袖を持ちましょう。
笑うときもガハハー!と笑うのではなく、口に手を当てて上品に笑ってみるというのを少し意識してみるだけでも大きく違います。
着物の大人っぽさと所作の美しさできっと京都でも歩いているだけで注目を浴びる大和なでしこになれちゃいますよ!
いかがでしょうか?
京都の着物レンタルで大人っぽい着物を着るための店選びのコツと着こなし方をお伝えしました。
是非、いつもより上品なお姉さんになって、思い出作りをしてくださいね。
着物レンタル咲く都では通常価格4,000円の着物がWeb予約限定で2,500円でレンタルできちゃいます。
ヘアセット(1,500円)・髪飾り付け放題(500円)・お太鼓(1,000円)などのオプションをお好みでお選びください。
是非、京都で大人っぽい着物をレンタルするときは咲く都をご利用くださいね。