成人式の振袖や卒業式の卒業袴など、10代後半から20代前半は晴れ着として着物を着る機会が多いですよね。
さらに最近では、京都などの観光地で着物をレンタルして観光をする人も増えています。
着物を着て撮った写真は、一生の想い出になります。
ただ、一言に着物といっても色々な色柄がありますが、この記事ではあなたに似合い、あなたの魅力を最大限に引き出す着物の選び方についてお伝えします。
着物の選び方というと難しそうに聞こえるかもしれませんが、実はちょっとしたコツをつかめば、成人式の振袖も町歩き用のレンタル着物も簡単に選ぶことが出来ます。
着物単体の可愛さで選ぶのも楽しいですが、是非自分のルックスと照らし合わせて似合う着物を選んでくださいね。
似合う着物の選び方のコツは以下の2つです。
順番に詳細をお伝えします。
可愛いと思って着た服が自分にはいまいち似合わなかったという経験はありませんか?
実は人それぞれ、パーソナルカラーというものがあり、似合いやすい色・似あいにくい色があります。
このパーソナルカラーは、その人が持って生まれた肌・髪の毛・目などの色合いで調べることが出来て、基本的には春~冬の4種類のタイプに分かれるといわれています。
着物を着る場合もパーソナルカラーを元に色を決めれば、失敗することはありません。
それではさっそくあなたのパーソナルカラーを簡単に調べてみましょう
まずは肌のベースの色を調べます。
金色と銀色の画像の上に指を置いてみて、どちらの方が肌がきれいに見えるか観察してみましょう。
肌がくすんで、血管や骨が目立たないほうを選びましょう。
画面では分かりにくい場合は、金色や銀色のアクセサリーで確認してみてもよいでしょう。
となります。
次に、髪や目の色を見てみましょう。
になります。
この2ステップで見た、ベースカラーとトーンで4つのタイプに分かれます。
あなたはどのタイプになりましたか?
それぞれのタイプに似合う着物の特徴をお伝えしていきます。
春タイプの人は、若々しくて明るく可憐な印象を持たれやすいです。
ですので、着物も明るくて元気な黄色やピンクなどの色合いが似合います。
レトロな大き目の柄よりも、春らしい柔らかな花が元気に咲き誇っているような柄の方がイメージにも合うでしょう。
夏タイプは、清楚で上品な雰囲気があり、伝統的な着物が似合う人が多いです。
水色、明るいパープル、薄ピンクなどの優しいパステルトーンや、グラデーションが似合います。
華やかにしたいときは青みがかったピンクがおすすめです。
この場合も帯などの小物にパステルカラーを入れることで、夏タイプがもともと持っているさわやかさも演出できます。
秋タイプは大人っぽく、落ち着きのある印象があります。
他の人には野暮ったく見える、くすみカラーを華やかに着こなすことが出来るタイプで、大胆な柄を粋に着こなす方が多いようです。
大き目のレトロ柄も安っぽくなく、かっこよく着こなすことが出来ます。
冬タイプの方は、華やかさとミステリアスさを兼ね備えたタイプです。
白い肌と黒い眼のコントラストが美しく、くっきりした顔立ちです。
そのおかげで、ほかのタイプであれば「着られている感」が出てしまいがちな、濃い目の色合いや大胆な柄の着物を着ても、バランスよく着こなすことが出来ます。
次に、体型に合わせた色柄の選び方を紹介します。
着物の柄は使い次第で体型のコンプレックスをカバーすることが出来ます。
ぽっちゃり体型が気になる方は、ストライプの着物を選ぶとよいでしょう。
ちなみに、日本の女性はもともと痩せ型のモデル体型より、少しふっくらとしているほうが美しいといわれてきました。
その日本女性に合わせて作られたのが着物なので、洋服と比べると着物はぽっちゃり体型の人が似合いやすい服なんですよ。
上でも書いたように、着物はもともとふくよかな日本人女性に似合う服装です。
そのためスレンダーで華奢な方が着物を着ると、すこし貧相な印象になってしまうかもしれません。
気になる場合は、全体的に明るく淡い色の着物を着ましょう。
明るい色は実際の面積より膨張して見えるうえ、やわらかい印象を与えるので骨っぽさが隠れます。
また、着付けの際に胸やお腹周りをタオルなどで補正することによって、丸みのある着こなしになりますよ。
背が高い人は、大き目の柄を使った着物を着ると、全身のバランスが取れてよく似合います。
特に着物の場合は帯下から裾までが長くなるので、大きな柄をしっかり見せることが出来ます。
逆に小さめの柄や無地に近いものは、広い面積に対して寂しく見えてしまうこともあります。
全体のバランスを見ながら、できるだけ大き目の柄がたくさん入った着物がよいでしょう。
一方、背が小さい人は小さめの柄の着物が似合います。
背が高い人にとって寂しくなりがちな小さな柄も、背が小さい人には主役にできますよ。
一方、大きすぎる柄を着ると、小さな体に対して柄が目立ちすぎて「着られている感」が出てしまいます。
どうしても大き目の柄で華やかに見せたい場合は、柄がぎゅうぎゅうに敷きつけられているのではなく、柄と柄の間に余白があるものがおすすめです。
あなたにぴったりの着物のイメージはつきましたか?
何よりも自分が自信もって好きだと思える着物を着ることが大切です。
今回紹介した着物の選び方を元に、お気に入りの一枚を選んでくださいね。
京都の着物レンタル咲く都では、京都の町歩きにぴったりのかわいい着物や、成人式や卒業式で着られる振袖や袴をレンタルできます。
是非、京都で着物レンタルするときは咲く都をご利用くださいね。