「お宮参りに何を持って行ったら良いの?」
「お宮参りの準備を万全にしておきたい」
生まれて1ヶ月~数ヵ月の赤ちゃんと長時間の外出になるお宮参り。当日をスムーズに迎えるために、何を持って行ったら良いか知りたい両親は多いでしょう。
そこでこの記事では、お宮参りの持ち物について、次の内容を解説します。
ダウンロードできる持ち物リストもご用意していますので、お宮参りの際にご活用ください。
また、ベビーカーや抱っこ紐は必要なのか、またどのようなかばんだと便利なのかなどについても触れているので、参考にしていただければ幸いです。
目次
お宮参りは、「初宮参り(はつみやまいり)」「初宮詣(はつみやもうで)」ともいいます。生まれた土地の守り神である氏神様に赤ちゃんが生まれたことを報告し、健康に成長していくことを願い参拝やご祈祷をする伝統的な行事です。
お宮参りでは、神社への参拝やご祈祷、写真撮影、食事会をするのが一般的です。スタジオで写真撮影をする場合は、赤ちゃんやママの体調によっては別日に実施する場合もあります。
生後1ヶ月を目安にお宮参りをするのが日本の伝統ですが、最近では家族の体調や都合に合わせてお宮参りの予定を決める家庭が多いです。
まずはお宮参りのスケジュールを決めましょう。いつ実施するのか、また何をするのかを家族と相談しておくことが大切です。
一般的なお宮参りの当日の流れを簡単に紹介します。
まずは、写真スタジオで写真撮影です。撮影時間は2時間程度が目安です。
次に、神社に向かいます。参拝をし、ご祈祷を受けましょう。ご祈祷は、20~30分程度かかるのが一般的です。
続いては食事会です。レストランや料亭などで食事をしたり、自宅で仕出し弁当を利用したりと、落ち着いて食事できる用意をしておきましょう。
お宮参りの持ち物をリストにしてまとめました。ダウンロードできるチェック表付きの持ち物リストも添付しているので、お宮参りの前にぜひ活用してください。
赤ちゃんのお世話セット
お宮参りならではの持ち物
季節に応じて用意する持ち物(暑い時期)
季節に応じて用意する持ち物(寒い時期)
あると便利な持ち物
チェックリストをダウンロードできます!
それぞれの持ち物に関して、詳しく解説していきます。
まずは、赤ちゃんの基本的なお世話セットを用意しましょう。
生後1ヶ月~数ヵ月の赤ちゃんは、1日に何回もおむつを替えてあげる必要があります。長時間の外出になるお宮参りでは、多めにおむつを持参しましょう。
ミルクセットや授乳ケープは、母乳なのかミルクなのかによって必要な持ち物が異なります。必要に応じて用意しましょう。ミルクの場合は、熱湯と白湯をそれぞれ魔法瓶に入れて持参し、哺乳瓶で適温に調整する方法が便利かもしれません。
また、赤ちゃんが汗をかいたときや吐き戻しで服が汚れる可能性があるため、赤ちゃんの着替えを用意しておきましょう。
続いて、お宮参りならではの持ち物を確認していきましょう。
初穂料とは、神社でご祈祷を受けるときに謝礼として渡すお金のこと。金額は神社によっても異なりますが、相場は5,000円~10,000円程度です。
赤ちゃんの衣装は、産着が一般的。また、よだれかけや帽子、お守りなど産着に合わせる小物も必要です。産着と小物のおすすめの用意方法は、記事後半で紹介します。
産着の下に着せる服は、ベビードレスやカバーオールなど、何を選んでもかまいません。季節に応じて服装を選ぶと良いでしょう。
三脚は、家族そろって記念撮影をするときにあると便利です。
お宮参りで赤ちゃんに着せる産着について詳しく知りたい人は、産着について詳しく解説した次の記事を参考にしてください。
→ 産着とは?産着の柄や小物の意味・着せ方・費用など基本を解説
お宮参りでは、赤ちゃんが暑さや寒さに備えるための持ち物も必要です。赤ちゃんの健康のために用意しておきたい持ち物は次のとおりです。
暑い時期
寒い時期
暑い時期は、日傘や扇子、保冷剤などの暑さ対策できる物を持参しましょう。また、室内は冷房が効いていて寒い可能性があります。赤ちゃんだけの上着を用意しておくと便利かもしれません。
お宮参りでは長時間外にいる場合があるので、赤ちゃん用の虫よけスプレーや日焼け止めなども必要に応じて持参しましょう。
寒い時期は、上着や靴下などの防寒着や、カイロなどの寒さ対策グッズが必要です。
続いては、お宮参りにあると便利な持ち物を紹介します。
おもちゃは、赤ちゃんがぐずったときや、写真を撮るときにあやすのに便利なので一つは用意しておくと良いでしょう。
ベビーカーは、抱っこの負担を軽減できたり、荷物を収納できたりなどのメリットがあります。しかし、舗装されていない道や、階段・段差が多い神社では使いづらいことも。ベビーカーが難しい場合は、抱っこ紐を用意しておくのも良いでしょう。
また、何かあったときにすぐに医療機関に受診できるように、赤ちゃんの健康保険証を用意しておくと安心です。
さらに、突然の雨に備えて、折り畳み傘も持参しておくと良いでしょう。
お宮参りの持ち物を把握できたら、持ち物の収納方法や、気温や天気への対応方法について確認しておきましょう。
生まれて1ヶ月~数ヵ月の赤ちゃんを連れて長時間おでかけするのは大変なもの。少しでも負担を軽減するために、必要な物をすぐに取り出せる工夫をしておきましょう。
例えば初穂料や貴重品は、必要なときすぐに取り出せるように、赤ちゃんの荷物を収納するかばんとは別のかばんにまとめておくとスムーズでしょう。また、授乳グッズや着替えグッズは用途別にポーチにまとめておけば、使い勝手が良いかもしれません。
さらに、リュックよりもトートバッグのほうが大きく開くため中身を把握しやすく、取り出しやすいでしょう。使用頻度の高いおむつセットや授乳グッズはトートバッグ、使用頻度の低い着替えやおくるみはリュックという具合に、使用頻度別にかばんを分けるのも一つの方法です。
使う物をバラバラにしまっておくと、探す手間が発生して大変です。すぐに取り出せるように工夫しておけば、ストレスなく必要な物を取り出せるでしょう。
赤ちゃんは体温を調節する機能がまだ未熟なので、急な気温や天気の変化があったときに対応しておけると安心です。
例えば、暑い時期は日傘や保冷剤、扇子を用意しておきましょう。また、室内は冷房が効いて寒いかもしれないので、上着やおくるみなどの防寒着を用意しておくことも大切です。
寒い時期は、上着やレッグウォーマーなどの防寒着だけでなく、カイロを持参しておくと良いかもしれません。また、気温が低くても日差しが強く暑い場合があるので、着脱しやすい服装が良いでしょう。
急な天候の変化にも対応できるようにしておきましょう。雨が降ったときのために折り畳み傘も持参しておきたいところです。また、寒い時期でも日差しが強いと暑くなる可能性があるので、日傘があれば安心です。
お宮参りでは、赤ちゃんに産着を着せるのが一般的です。またママは、訪問着を着る人も多いです。
しかし、産着や訪問着は着る機会が少ないので、購入するのはハードルが高いかもしれません。産着にはよだれかけやお守りなどの小物、訪問着には肌着や草履などの小物も必要なので、購入する場合は費用だけでなく手間もかかります。
産後は赤ちゃんのお世話で忙しいだけでなく体調がすぐれないママも多いため、できるだけ楽な方法を選びたい人は多いはず。
京都の着物レンタル店「咲く都」では、産着レンタルや、ママが着る訪問着のレンタルを行っています。
産着は必要な物がすべてそろって5,500円で、訪問着は9,900円からご利用いただけます。ご予約いただければ、事前見学も可能。着物を手に取ってお選びいただけます。
ママさんは、着付けやヘアセットも合わせてご利用いただけます。
赤ちゃんやママの体調によっては、お宮参りの日程を急に変更しなければいけないこともあるでしょう。咲く都では、キャンセルされる場合、当日の場合でも連絡をいただければキャンセル料は発生しません。
お宮参りに赤ちゃんに着せる産着や、ママが着る訪問着をご利用の方は、咲く都をぜひご利用ください。
お宮参りの産着をレンタルで用意するメリットを詳しく知りたい人は、次の記事が参考になるでしょう。
→ お宮参りの服装はレンタルで用意するとメリット大!費用の目安も紹介
産後1ヶ月~数ヵ月の赤ちゃんを連れてのお宮参りは、想像以上に大変かもしれません。必要な物を忘れずに持参できるように、持ち物リストを活用していただければ幸いです。
また必要な物をすぐに取り出せたり、気温や天気の変化に対応できたりしておくことも大切です。
お宮参りで赤ちゃんに着せる産着やママが着る訪問着は、レンタルを活用して用意するのがおすすめです。咲く都では産着のレンタルサービスも実施しているので、ぜひご利用ください。