紅葉の便りが届き出す10月の京都で着物レンタルをするなら、知っておいて欲しいことがたくさんあります。
いずれも、10月の京都を着物で満喫するのであれば、気になる情報ではないでしょうか?
また、新型コロナウイルス感染予防対策のため、各種観光スポットで営業時間が変更されていたり、場合によっては入場を制限するスポットなどもでてきています。
ここでは、2021年最新の情報をもとに、10月の京都で着物散策をより良くするためのコツをご紹介します。
秋の京都なら紅葉を楽しみたい!という人はきっと多いはず。
しかし、京都の紅葉はほとんどが11月下旬からが見頃となっており、10月に色づいているスポットはとても少ないのです。
ここでは、10月から紅葉や秋らしい風景を楽しめるスポットを集めました。
この青蓮院門跡は、10月から紅葉が色づき始めるスポットで、例年であれば夜間のライトアップも10月下旬から行われます。
しかし、昨年2020年秋の夜間ライトアップと今年2021年春の夜間ライトアップは、新型コロナウイルス感染予防対策のため中止となっています。
2021年のライトアップに関しては、いまだホームページで開催有無を記載するものがありませんでしたが、2021年も中止になる可能性は高いかもしれません。
しかし、ライトアップがなくとも青蓮院門跡にはみどころがたくさんあります。
門跡とは皇族やその血筋にあたる人たちが、代々住職を務めた格式高い寺院のことを指します。
境内にある歴史的な建物たちは渡り廊下で結ばれており、紅葉が美しい回遊式庭園を眺めながらぐるっと一周することができます。
また、青蓮院門跡は現代アーティストのキーヤンこと木村英輝氏が描いた、襖絵があることでも有名です。
歴史ある客間に描かれた色鮮やかな襖絵は、レトロな雰囲気が出ていて着物との相性も抜群ですよ。
10月下旬~12月上旬
2021年は未定(2020年は開催中止)
例年通りであれば10月末〜12月初旬 18:00~22:00
詳しい実施情報は天台宗 青蓮院門跡ホームページへ
京都駅から
四条河原町から
高台寺は、京都にある紅葉の名所の中でも一番と言われているほど、人気がある仏閣です。
その人気の理由が、庭にある池に映る「逆さモミジ」と、夜の幻想的なライトアップです。
高台寺には、日本庭園があり、その周りを囲うようにモミジが茂っています。
なので、モミジが色付けばその赤色が池に写り、「逆さモミジ」と呼ばれる神秘的な光景となるのです。
とはいえ、10月はまだモミジは色づき始めるのには少し早いかもしれません。
ただ、10月から夜の庭園ライトアップとプロジェクションマッピングが行われます。
プロジェクションマッピングは、毎年テーマが変わり、そのテーマに沿った光のアートを楽しむことができます。
ですので、毎年別の作品が見られるということもあり、リピーターも多いようです。
紅葉が色づく11月よりは混雑が緩やかなため、10月に行くのがおすすめです。
2021年も、高台寺の夜間ライトアップは例年通り行われるようです。
11月中旬から12月上旬
10月中旬から12月初旬 17:00~21:30
詳しい実施情報は鷲峰山 高台寺ホームページへ
京都駅から
四条河原町から
嵯峨野トロッコ列車は、京都の嵯峨野から丹波亀岡まで、保津川渓谷沿いの7.3キロメートルを走っているレトロな観光列車です。
11月中旬から紅葉のピークなので、10月はまだ早いですが、10月中旬から夜のライトアップが始まるので、幻想的な夜のトロッコ列車を楽しむことができます。
また、トロッコ列車は5車両あるうち、1両目が「リッチ号」と呼ばれる窓のない開放感のある車両となっています。
11月の紅葉シーズンは寒いですが、10月の暑すぎず寒すぎない天候なら、吹き抜ける風も気持ちよく味わえますよ。
また、嵯峨野トロッコ列車の公式サイトでは「もみじマップ」「ライトアップマップ」が公開されていますので、事前にチェックしておくのもいいですね。
11月中旬から12月上旬
10月中旬から12月初旬 16:30~19:30
詳しい実施情報は嵯峨野トロッコ列車ホームページへ
京都駅から
四条河原町から
京都に着物で行くとなったら、神社や仏閣が人気ですが実は10月なら京都府立植物園もおすすめです。
というのも、10月はコスモス・バラ・サルビア・マリーゴールドなどの季節の花を楽しむことができるからです。
とくに、バラとコスモスは10月いっぱいが見頃で、さらに10月末からは紅葉が楽しめます。
そして2021年は11月13日から12月5日は紅葉ライトアップと観覧温室の夜間開室が行われます。
京都府立植物園は、京都市内の人気の神社仏閣と比較すると混雑が避けられる穴場のスポットとなります。
実は、京都市内でこれだけの様々な花や植物を楽しめる場所はないということもあり、和装のフォトウエディング撮影にもよく使われている場所でもあるんですよ。
色鮮やかな着物にも季節の花は似合うので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
10月下旬~12月上旬
なし
京都駅から
四条河原町から
上記でご紹介したスポットへいく、オススメの周り方を2つご紹介します。
着物を着て京都らしい風景をたくさん楽しみながら、車の渋滞に巻き込まれないようなコースとなっていますよ。
京都駅
|市営バス 206番で10分
バス停「七条京阪前」
|徒歩4分
ほうせんがま(豊仙窯)で陶芸体験
|徒歩4分
バス停「七条京阪前」
|市営バス 206番で7分
バス停「清水道」
|徒歩7分
高台寺
|徒歩5分
円山公園
|徒歩5分
青蓮院門跡
|徒歩11分
地下鉄「東山駅」
|市営地下鉄13分
京都駅
東山エリアの紅葉と、芸術の秋にふさわしい陶芸体験を合わせたコースです。
京都には本場の職人に直接指導してもらえる陶芸体験をしている窯がいくつかありますが、このほうせんがま(豊仙窯)では、なんと着物を着た状態で陶芸をすることができます。
割烹着を貸してもらえるので、汚れを気にしなくても大丈夫です。
気に入った陶芸作品ができあげれば、後日焼いてから郵送をしてもらえるので、手荷物が増える心配もありません。
陶芸が終われば、バスで高台寺へ。
東山エリアは10月から紅葉が色づく高台寺と青蓮院門跡があるとお伝えしましたが、その間には円山公園という京都市最古の公園もあり、ゆっくりと散策しながら楽しむことができます。
たくさん歩いたあとは、電車で京都駅へ。
祇園エリアは、特に土日祝日は車道が渋滞していることが多いのですが、帰り道は電車を使うことで、着物の返却時間も気にせずに変えることができます。
京都駅
|JR山陰本線 17分
JR嵯峨嵐山駅
|徒歩8分
嵐電嵐山駅(キモノフォレスト)
|徒歩2分
渡月橋
|徒歩15分
竹林の小径
|徒歩10分
「トロッコ嵐山駅」
|トロッコで20分
「トロッコ亀岡駅」
|徒歩で7分
「JR馬堀駅」
|JR山陰本線で25分
京都駅
京都駅から嵐山へ行き、そこからトロッコ列車に乗って嵯峨野エリアを満喫するプランです。
移動には電車しか使っていないので、道路の渋滞でプランが大幅にずれ込んでしまうことは避けながら、京都を楽しむことができます。
嵐山エリアで早めの夕ご飯を食べてから、トロッコ列車でライトアップを楽しんで帰るのも良いでしょう。
トロッコ列車は、ライトアップ期間は人気のため売り切れてしまうことも多いようなので、事前に切符を予約しておくことをオススメします。
まだ紅葉の色づきには少し早いですが、それでも紅葉気分を楽しみたいという人にぴったり。
逆に言えば、まだ紅葉が真っ赤でないシーズンだからこそ、生える赤色の着物です。
こちらは、市松模様でシンプルなデザインですが 色味が可愛いので幅広い年代の方に着て頂けるお着物です。
帯と手提げに紺色を使うことで、大人っぽく仕上げています。
こちらはオレンジ色ベースにした着物のコーディネート。
オレンジというと元気一杯で子供っぽく見られがちな色ですが、着物に紫や金色といった上質な色合いの柄が施されているので、大人可愛い印象になっています。
さらに、着物と同じオレンジの柄が入った名古屋帯でお太鼓結びすれば、上質な雰囲気に。
他のレンタル着物と差をつけたいという人にオススメの着こなしです。
こちらは今年トレンドの渋い色でレトロ柄の着物のコーディネートです。
帯色は着物に使われている濃いめの赤色に合わせることで統一感を出しています。
髪飾りも4色使っていますが、どれも渋めの色味に統一しているので全体を通して大人っぽい着こなしになっています。
こちらはアジアンテイストの更紗風模様と呼ばれる柄の着物を使った、エキゾチックで個性的な着物のコーディネートです。
秋は大人っぽく上品な着物が着たいけど、他の人と絶対に被らないような個性的な柄の着物を着たい!という人にオススメ。
柄はとっても華やかですが、紺色ベースで落ち着いた印象も与えることができますよ。
10月に京都で着物を着て散策するのであれば、いろんなスポットに電車を使って移動できる京都駅か、京都のさまざまな観光地へのアクセスがよい祇園付近のお店がオススメ。
その中でも京都駅から徒歩1分と祇園四条駅徒歩1分のアクセス抜群の着物レンタル咲く都は、可愛い着物が2,500円からレンタルできます。
京都には1,900円から着物をレンタルできる格安を売りにしているお店もありますが、実際行ってみたら1,900円の着物はしょぼくて、結局ワンランク上の2,900円の着物を借りることになった、というお客様も大勢いらっしゃるようです。
そんな中、咲く都では1番やすい2,500円のプランから十分可愛い着物が揃っていると口コミをいただいています。
お客様ギャラリーには、実際のコーディネートとレンタル料金も掲載しています。
ぜひレンタル着物を選ぶときの参考にしてみてくださいね。
さらに、咲く都ではレンタル料金にプラス1,000円するだけで、着物の返却を翌日に延長することができます。
秋の京都はライトアップも多く、夜もゆっくり着物で楽しみたいと思っている人も多いはず。
当日返却の場合は、19時までに返却をお願いしていますが、翌日返却をお選びいただけますとレンタルした翌日の17時までの返却になります。
ぜひ翌日返却でゆったりと着物を楽しんでくださいね。
10月に京都で着物レンタルをするなら、着物レンタル咲く都をご利用ください。