寒い冬といっても、家でじっとしているだけではつまらないですよね?
京都は昔ながらの神社仏閣がたくさんあり、「日本らしい」ということから外国人観光客からも人気の街ですが、冬の京都というのもまた味があっていいものです。
また、最近はタビショブームも着物レンタルをして、着物を着ながら京都めぐりをするという女子も増えています!
ということで、ここでは着物レンタルをして、冬の京都を着物姿で観光するプランを紹介しましょう。
着物を着て冬の京都を散策すれば、いつもと違った非日常を体験できる、特別な1日が過ごせるでしょう!
目次
着物レンタルをして京都を歩くときに注意したいことは、「京都は坂道が多い」ということです。
京都の坂道の多さは修学旅行で体験した人にはお馴染みですね。
坂道を慣れない着物で歩くのは、初心者の場合はなかなか大変なものがあるので気をつけましょう。
ということで、ここでは坂道があまりない、もしくはゆるやかな京都散策スポットを紹介します。
着物姿で京都を歩くときのおすすめスポットは、祇園白川~八坂神社周辺です。このあたりは坂道が少なく、平坦で歩きやすい道が多いからです。
また、舞子さんや芸子さんにも会える確率が高い道となっています。
着物レンタルをして写真を撮影する場所としても最適で、巽橋から祇園白川周辺はフォトジェニックな写真を撮ることができるおすすめスポットです。
平日でも人が混雑している場合もありますが、その辺は辛抱ですね。
まず最初のスポットは「祇園白川」です。ここはテレビドラマの舞台などにもよく使われることがあり、「いかにも京都!」という感じの、情緒たっぷりなスポットなのでおすすめです。
着物レンタルで着物を着たなら、せっかくなのでその特別な姿を写真にしておきたいですよね?
SNSアップ用としてスマホで撮ったり自撮りすれば、たくさんの思い出を残すことができますよ。
情緒ある街並を楽しんだら、鴨川にかかる「四条大橋」まで歩いてみましょう。
祇園白川からは歩いて5分ぐらいの距離にあり、鴨川まできたら河川敷に降りてみるのも楽しいですね。
ここはデートスポットとしても人気があり、カップルが等間隔に座っているという光景を見ることができます。
そこからすこし南下して「八坂通り」を歩きましょう。
この通りも風情が満点の小路で、ゆるやかな坂道が続いているので着物レンタルでも安心です。
この小路の先に東山のシンボルである五重塔があるので、着物レンタルした姿で通りから五重塔を見上げるようなアングルで写真を撮れば、これぞ京都!な特別な一枚が手に入ります。
散策をしているとお腹も空いてくるでしょう。この辺りの祇園エリアは八坂神社の門前町として、食事やお酒を楽しめる街として発展しました。
付近に飲食店や旅館が多いのもその名残です。祇園エリアでは静かな住宅街に溶け込むようにして「名店」という飲食店がたくさんあります。
見た目は普通のお宅?という感じの名店もあるので、事前にネットで位置情報・営業時間等を確認しておきましょう。
お手ごろ価格のうどんや定食系のお店から、高級感ある懐石料理・湯豆腐といった伝統料理が味わえる飲食店までさまざまですので、予算に合わせてどこに行くかを決めてください。
八坂通り~八坂庚申堂から北に歩いて、祇園エリアの代表的な観光スポットである、「八坂神社」にお参りしましょう。
「八坂神社」は、昔から京都の人たちに信仰されてきた歴史ある神社です。近隣に住む人たちからは「祇園さん」と呼ばれて親しまれてきた八坂神社が毎年7月に行う「祇園祭」から、このエリア一帯が「祇園」と呼ばれるようになりました。
参道正門や境内には記念撮影に最適なスポットがたくさんあるので、着物レンタルした着物姿を撮っておきたいですね。
参拝の後は、境内の美御前社(うつくしごぜんしゃ)に行くのが女子旅でのおすすめコースです。
ここには「美の女神」がまつられていて、「美容水」という神水が湧き出ています。
この水は、肌に数滴つけるだけでも美肌になるという言い伝えがあり、キレイになりたいと願う女子にはおすすめのパワースポットです。
最後に、八坂神社から隣接している「円山公園(まるやまこうえん)」へ歩きましょう。
円山公園は京都最古の公園であり、人々の憩いの場になっています。
観光の一休みにおすすめですよ。
着物レンタルで、着物を着ながら巡る冬の京都のおすすめスポットでした。
今回紹介したスポットなら、歩いたり写真を撮ったり食べたりしても数時間くらいなので、日帰り旅行として楽しめます。
また、長時間の散策を考えている方は、多少お値段がかかりますが「人力車」を利用することもおすすめです。
こちらも風情があっていいですよね。
京都は日本で一番というくらいの「着物の似合う街」です。着物レンタルで着物を着ながら冬の京都で寺社仏閣巡りをすれば、非日常的な特別な気分を目一杯楽しむことができます。
はんなりとした京都の街を着物姿で散策してみませんか?