夏に京都で観光するならおすすめなのが、浴衣姿での散策です。
でも、京都には見どころが多すぎてどこに行けばいいのか分からないという人も多いでしょう。
せっかくなら、夏でも涼しく過ごせる京都らしいフォトジェニックなスポットに行きたいですよね。
この記事では、浴衣で行くのにおすすめの観光スポットをお伝えします。
こちらも是非ごらんください。
目次
夏に浴衣で京都を観光するのであれば、涼しく過ごせるスポットや夏ならではのイベントがおすすめです。
京都の人たちは、古くから四季を大切にしながら快適に過ごせるように工夫をして暮らしてきました。
そのため、京都では夏でも涼しく過ごせるよう自然を活かした場所や、快適に過ごしながら楽しめるこの時期ならではのイベントが今でも大切に残されています。
夏ならではの場所やイベントに行くことで、暑い京都を快適に過ごすことができ、さらに、古きよき京都らしさも感じられるでしょう。
レトロな浴衣を着て行けば、きっとインスタ映えも狙えますよ。
京都の夏の風物詩となっている鴨川納涼床では、河原の上に設けられた席で料理を楽しむことが出来ます。
納涼床は、5月から9月までやっており、和食だけではなくイタリアンやフレンチといった様々なジャンルの料理を楽しむことが出来ます。
ただし、5月と9月はランチ営業もありますが、6~8月はディナーのみです。
高いイメージのある川床料理ですが、5000円以下でディナーを楽しめるお店もたくさんあります。
また、1番気軽に納涼床を楽しむのであれば、三条大橋のたもとにあるスターバックスカフェがおすすめです。
納涼床でスタバが楽しめるのはこの三条大橋店だけなので、浴衣と一緒にインスタ映えする写真を撮ってみてくださいね。
貴船は鴨川と同様に川床があり、さらに市街地よりも10度ほど涼しく過ごせるスポットです。
鴨川の納涼床は、市街地にあるため夏場には夜でも30度前後とかなり暑くなります。
慣れない浴衣だと、普段着と比べてさらに暑さを感じやすいでしょう。
涼しい場所で川床を楽しむのであれば、少し足を延ばした貴船がおすすめです。
貴船は、京阪の終点駅である出町柳駅から、叡電と呼ばれる路面電車で30分ほど乗って行くことが出来ます。
最寄り駅からは坂を上ることになりますが、段差が小さく歩きやすいので、浴衣初心者であっても行きやすいですよ。
さらに、夏の間ずっとリーズナブルなランチをしているお店も数店舗あります。
特に一番人気なのは、川床で流しそうめんが食べられる「ひろ文」というお店です。
1300円とリーズナブルですし、流しそうめんをしながら友達や恋人と盛り上がること間違いありません。
涼しさを求めるのであれば、貴船はとてもおすすめです。
祇園は、浴衣を着たら行きたい定番のエリアですが、その中でもおすすめなのが祇園の北側にある「祇園白川通」です。
夏の祇園白川は、柳や桜の緑が美しく、通りに植えられたアジサイも美しく咲き乱れるため、石畳と相まってとてもフォトジェニックなスポットになります。
さらに、祇園白川通には、人気のかき氷のお店もあります。
歴史のある涼しい町家の中で、川の音を聞きながら浴衣でかき氷を食べてみてはどうでしょうか?
下鴨神社は、糺の森という森林に囲まれた神秘的な神社で、パワースポットとしても有名です。
夏には、この下鴨神社で「御手洗祭り」や「下鴨納涼古本まつり」といった夏のイベントが行われるのでおすすめです。
御手洗祭りは、7月後半の「土用の丑の日」の前後に1週間ほど行われるイベントで、冷たい池に足を付けて歩いて、厄払いをします。
浴衣で行く場合は、裾をぬらさないように持ち上げて、ゆっくりと歩きましょう。
下鴨納涼古本まつりは、8月の2週目などに行われる古本市で、野外の古本市としては日本最大級を誇ります。
文庫本はもちろんですが、絵本やレトロな雑誌、美術書などが約80万冊も出されているので、普段本を読まない人も楽しめますよ。
まつりという名前がついているだけに、かき氷やうどんなどの出店も並びます。
浴衣でゆっくりと文学的な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
イベントをやっていない期間も、下鴨神社は木陰と小川のおかげて涼しく過ごせるスポットです。
是非、夏に訪れてみてくださいね。
京都観光の定番でもある嵐山の竹林は、夏にもおすすめのスポットです。
というのも、竹林は夏でも涼しく、さらに風が吹き抜けばサラサラというさわやかな音を立ててさらに涼し気な空間になるのです。
駅前で人力車に乗って、竹林の散策コースを巡るのもおすすめです。
涼しく楽に移動できるだけではなく、人力車を引っ張る車夫たちはガイドブックには載っていないような観光情報を楽しくしゃべりながら案内してくれますよ。
人気の鈴虫寺は、夏でもとても涼しいので夏に行くのがおすすめです。
鈴虫寺では、1年中飼育している鈴虫のために、1年中空調で室内温度を管理しているということもあり夏も室内は涼しいのです。
また、鈴虫寺が人気な理由は「鈴虫説法」とも呼ばれる住職による講話です。
浴衣を着れば、神社仏閣に行くのが定番ではありますが、中々住職のお話を直接聞ける機会はありませんよね。
しかもこの鈴虫説法は、まるで落語のように面白おかしく「心の在り方」について語ってくれるということで、この説法を聞くために毎日全国から人が訪れます。
鈴虫寺は涼しいと書きましたが、大変人気のため、涼しい部屋に入るまで1時間以上野外で待つこともあります。
浴衣で行くときは特に、熱中症にならないよう、日傘などを持参して暑さ対策をしていくようにしましょう。
浴衣で京都を観光するのであれば、「京都きものパスポート」を利用してお得に回るのがおすすめです。
「京都きものパスポート」は、京都の着物文化を盛り上げるための取り組みで、着物を着て、京都きものパスポートを提示すれば色んな施設やお店で特典が受けられます。
例えば、以下のような割引があります。
※実際の割引については、毎年内容が変わるので公式サイトでご確認ください。
特に、夏場に浴衣を着て歩くのは暑くて疲れてしまうので、タクシーが割引になるのはうれしいですよね。
着物パスポートは、京都駅や河原町駅などの大きな駅や百貨店に置いていますし、スマホで提示することもできます。
せっかく浴衣を着て京都観光するなら、京都きものパスポートを利用してお得に楽しんでくださいね。
浴衣で行くのにおすすめの観光スポットとお得なきものパスポートをご紹介しました。
風情のある京都の観光スポットを可愛い浴衣で訪れてみてくださいね。
京都で浴衣を楽しむなら手ぶらで簡単なレンタルがおすすめです。
咲く都では、かわいくて上質な浴衣が2500円からレンタルできます。
京都駅から徒歩3分と、どの観光地にもアクセスもしやすいですよ。
京都で浴衣を着て観光するなら、ぜひ着物レンタル咲く都をご利用ください。