「京都にひとり旅に行く際、せっかくだからレンタル着物で散策したい。
でも、一人で着るのは恥ずかしいかも。」
そう思ってる方も多いのではないでしょうか。
実は着物レンタル屋に一人で来られる方は意外と多くいらっしゃいます。
また、京都には着物レンタルはもちろん、普段着として着物を着ている方もいらっしゃるので一人で着物で出歩いていることは全然珍しくありません。
基本的に着物はお好きなものを選べばよいでしょう。
ただたくさんの方が着物を着ているとはいえ、人目を気にするのであれば、ひとりで着ていても恥ずかしくない着物を選ぶのがおすすめです。
例えば、以下のような着物はさすがに一人で着ていると浮いてしまうかもしれません。
舞妓さんであれば、一人で歩いててもおかしくないのでは?と思う方もいるかもしれませんが、本物の舞妓さんは日々歩き方や所作の特訓をされている方なので、偽物であることは一目瞭然です。
一人でも花魁や舞妓さんになりきって着物を着たい場合は、スタジオ撮影だけをして、町中散策はしないのがおすすめです。
また、安っぽくてペラペラの着物は一人でなくても悪目立ちしますが、一人だとなおさら目立ってしまいます。
せっかくひとり旅で着物を着るのであれば、良質な着物で上質な時間を過ごすのがよいでしょう。
ひとり旅でおすすめしたい着物は、ずばり大人可愛い着物です。
こういった着物であれば、着物でのひとり旅も恥ずかしいどころか、品のある清楚な大人女子に見られること間違いありません。
また、着物に厳しい地元京都の方であっても、こういった上質な着物に関しては好印象です。
むしろ、若い女性が清楚な着物に関心があることを喜んでくれるでしょう。
京都で着物でひとり気兼ねなく散歩をしたり、京都らしい体験をするのにおすすめのスポットを集めました。
縁切り神社というと、とても不吉な印象を持たれがちですが、この神社ではあくまでも「悪い縁」を切ることができるといわれています。
恋愛関係はもちろん、うまくいかない仕事との縁、病気との縁、ついつい食べてしまう食欲との縁など…。
良い縁を結ぶために、様々な悪い縁を切ることが出来るといわれています。
嫌なことがあって、息抜きに京都にひとり旅に来た人は是非その嫌なこととの縁を切るために訪れてみてはいかがでしょうか。
京都の有名な鴨川ですが、上流で「賀茂川」と「高野川」という2本の川が合流してできています。
その合流地点に「下鴨神社」があります。
下鴨神社は「糺の森」(ただすのもり)と呼ばれる、広さは東京ドームの約3倍の森林の中にあります。
この下鴨神社には「相生社」(あいおいのやしろ)といわれるパワースポットがあり、京都随一の縁結びができるといわれています。
この相生社の真横にあるご神木は2本の木が途中から1本に繋がっており、まさに縁結びの神様の力を授かったご神木であるといわれています。
糺の森の中には小川が流れており、マイナスイオンもたっぷりです。
是非、心と体をリフレッシュして、縁結びをしてみてくださいね。
京都の観光スポットは人が多すぎて気が引ける。でも、京都らしい場所に行きたい。という方には穴場スポットがおすすめです。
京都らしい日本庭園で着物でゆっくりとした時間を過ごしたいのであれば、おすすめは青蓮院門跡です。
この「門跡」というのは、皇室や摂関家の子弟が入寺する、格式ある寺院のことをさします。
拝観受付から建物に入ると、華頂殿という客殿から日本庭園を眺めることができます。
日本庭園には、深緑の苔や池、紅葉など自然が溢れており、華頂殿からはパノラマビューで楽しめます。
庭を眺めながら静かに座ったり、お抹茶をいただいたりすると、普段の疲れも吹っ飛んでいくでしょう。
もう一つの見所が、華頂殿の襖に描かれた蓮のイラストです。
こちらは、京都の現代アーティストである木村英輝さん(通称キーヤン)によるものです。
歴史のある寺院でこのような現代アーティストのコラボはとても珍しいことです。
現代的で大胆なイラストですが、日本らしい曲線美や色合いが楽しむことができます。
近くで見ることができるので、ぜひこちらもゆっくり楽しんでみてくださいね。
桜の名所としても有名な二条城の南側に位置する神泉苑(しんせんえん)です。
神泉苑は、794年の平安遷都とほぼ同じ時期に造られた天皇ゆかりの庭園です。
苑内は大池、泉、森林など緑豊かな景色が広がっており、京都の町中にあるとは思えないほどの立派な庭園となっています。
1200年以上前にできた神泉苑は、できてから現在までどんな日照りの時期であってもその泉の水を絶やしたことがないと言われています。
その枯れることのない泉には真っ赤な法成橋がかかっており、願いを唱えながら渡れば叶うとも言われています。
静かな京都のパワースポットで元気をもらってみてはいかがでしょうか。
着物が似合う京都らしい体験といえば、茶道体験ですよね。
茶道体験は友達とワイワイいくと言うより、一人で背筋をただして大人っぽく体験するのが似合います。
京都駅から徒歩15分、西本願寺のすぐ横にある美好園茶舗では、初めての方でも、1から優しく指導してくれます。
茶道では、お茶の入れ方だけではなく、お茶を通して日本の伝統的な所作や礼儀を学ぶことができます。
着物を着る上で気をつけるとワンランク上に見てもらえるようなマナーも学べるかもしれませんよ。
美好園茶舗では、本場京都の抹茶や宇治茶を購入して持ち帰ることもできるので、お土産にもぴったりです。
もう一つおすすめしたいのが、陶芸体験です。
陶芸体験と言うと、汚れてしまうようなイメージがあるかもしれませんが、着物の上から割烹着を着てろくろを回せるお店もあります。
三十三間堂からすぐの豊仙窯では、陶芸体験でちゃんとした作品が作れるか不安な人のために、まずは作品を作ってから焼くかどうかを決めることができる「作ってから決めるセレクトプラン」があります。
もし、自分が作った作品の出来に満足できなかったら、体験だけして終了。
気に入った場合だけ焼いて後日自宅に郵送してもらえることができます。
失敗しても成功しても大丈夫なので、一人でも気軽に陶芸体験ができますよ。
料金:2,000円~(咲く都の着物レンタルとセット割引)
住所:京都市東山区大黒町通七条上る塗師屋町579-1
アクセス:京都市バス博物館・三十三間堂下車すぐ・京阪七条駅から徒歩5分
営業時間:10:00~18:00
定休日:不定休
詳細: 咲く都と豊仙窯の特別プラン
いかがでしょうか?
京都には着物を着てひとり旅できるスポットがたくさんあり、実際にひとりで着物で歩いている人も多くいらっしゃいます。
ぜひ、自分だけの大切な時間をとっておきの着物を着て京都で過ごして見てくださいね。
咲く都では、上質で大人可愛い着物が2,500円からレンタルすることができます。
着物の種類はお客様ギャラリーでご覧いただけますよ。
→ 着物レンタルの咲く都 京都駅前店
京都駅から徒歩3分の着物レンタル
→ 着物レンタルの咲く都 河原町店
河原町、三条駅近くの着物レンタル