日本ならではの雰囲気や伝統を存分に味わうことのできる京都。
海外旅行へ行けない日々が続く今、国内旅行で行き先を探していて「京都を友だちや彼氏と観光したい!」と思われる方も多いかと思います。
しかし、コロナウイルスはいまだ収束の目処が見えず、人の多いところにお出かけや旅行にいくのはちょっと気が引けますよね。
そういった方のために、今回は「人がそんなに多くない」けど「京都の空気感をじっくり味わえる」穴場の観光スポットを紹介します。
目次
まだあまり観光地としての知名度が低い穴場スポットは、人混みを避けられるだけでなく、友達やカップルとゆっくりとした時間を過ごすことができますよね。
京都にはたくさんの穴場スポットがありますが、今回はその中でも厳選した14箇所の観光スポットをご紹介します。
愛宕念仏寺は嵐山から3kmほど離れた山の中にあるお寺です。
バスを使うとアクセスもよく、京都市バスで「愛宕念仏寺前」バス停を降りてすぐです。
愛宕念仏寺には、阿羅漢(あらかん)様と呼ばれる、かわいい地蔵が1200体もいることで有名です。
この阿羅漢様が、「ゆるかわいい」ということで若者から支持をあつめ、インスタ映えする穴場スポットともいわれています。
阿羅漢様はひとつひとつ色々な表情をしているので、見ていても飽きることがなさそうですね。
嵐山の紅葉といえば、竹林や渡月橋周辺が有名ですが、穴場スポットである大覚寺の紅葉もなかなかの実物です。
大覚寺は9月の中秋の名月(お月見の日)には「観月の夕べ」というお月見のイベントが行われることでも有名なお寺です。
大覚寺は、周りが山に囲まれ、真ん中には大沢池という大きながあり、水面に移る空や紅葉の色がとても美しいです。
日本らしい小橋ともみじのトンネルを楽しむことができるのもおすすめポイントです。
真如堂は梅雨時期にアジサイが咲き誇ることで有名ですが、紅葉シーズンもしっかり楽しめる穴場スポットです。
真如堂では、もみじ・イチョウと松などの緑が混ざり合い美しい彩りの紅葉を見ることができます。
中でも特におすすめの見どころは本堂裏のもみじの林です。
葉で真っ赤の染まったもみじの林に映える三重塔と青空のコントラストは、インスタ映えもしっかり狙えちゃいます!
真如堂を楽しんだ後は、哲学の道を通って法然院へ向かうのがおすすめの散歩コースです。
哲学の道は近年格好スポットとして知名度が上がってきているため、観光客も少なくはないですが、訪れる人々は哲学の道が目的地でなく通過点のため、歩きながらスムーズに紅葉を楽しむことができます。
哲学の道は日本の道百選にも選ばれています。
その昔、京都の哲学者である「西田幾太郎」、その弟子「田辺元」「三木清」らが思索にふけりながらその道を歩んだことから、「哲学の道」という名前で呼ばれるようになったといわれています。
法然院は敷地は広くはないですが、南禅寺周辺のお寺の中でも紅葉の穴場スポットです。
苔の生えた門が、紅葉が写真を囲うフレームのようになっていて、インスタ映えが狙えます。
白砂壇や中庭の三銘椿も有名で、堂内は普段は非公開となっていますが春秋に特別公開されています。
青蓮院門跡は八坂神社、円山公園、知恩院のエリアの北にあり、天台宗の三門跡寺院のひとつに数えられる寺院で、敷地内には由緒正しき日本庭園があります。
龍心池と呼ばれる、池と周りを囲む自然が美しい見どころスポットです。
池の青、常緑樹の緑と、紅葉の赤色・黄色、と自然ならではの色がたくさん風景に混ざり合ってとってもきれいです。
人が少ないので、カップルで訪れるとゆったりと二人の時間を楽しめるのでおすすめです。
京都府京都市東山にある「知恩院」は、京都を代表する観光スポットの一つです。
そんな京都を代表する観光スポットである知恩院ですが、敷地がとにかく広く、清水寺などで起こりがちな「行列が進まない」なんてことにはなりません。
そのため敷地内に人混みができるようなことはなく、ゆったりと散歩をしながら紅葉堪能できます。
京都には穴場と言われる桜の名スポットがたくさんあります。
多くは、街中の小さいお寺や神社だったり、京都市中心部から離れていたりと、あまり観光客や他県の人が訪れないようなところだったりします。
そんな中でも、京都地方裁判所はアクセスもよく、まさに穴場の桜スポットです。
京都地方裁判所には、敷地を囲むように歩道に八重紅枝垂桜が植えられています。
八重紅枝垂桜ソメイヨシノが散り始めるころから見ごろに向かうため、お花見シーズンとは少しずれているため、人も多く集まりません。
京都地方裁判所の周りに等間隔に植えられた八重紅枝垂桜は、枝の長さも均一に手入れされています。
八重紅枝垂桜が満開になると、歩道に無数のパラソルが立てられたような桜風景を見ることができます。
「今よりも闇が色濃い平安の夜、様々な化け物が徒党を組んで京の都を練り歩いた」と言われている京都一条通。
「付喪神絵巻」に記されたその物語は、京都一条通に古くから伝わる百鬼夜行の話です。
一条妖怪ストリート(大将軍商店街)では、手作り感いっぱいの妖怪のオブジェなどが所々で見られ、またご当地グルメとして「妖怪コロッケ」と「妖怪ラーメン」が味わえます。
そして一条妖怪ストリートでの一番のメインイベントは、毎年10月第3土曜日に開催される「一条百鬼夜行」。
百鬼夜行を現代によみがえらせる妖怪仮装行列です。
妖怪グッズの手作り市なども開催されており、仮装していない人でも気軽に楽しめるイベントとなっています。(コロナ禍では、イベントの予定をご確認ください)
南禅寺は京都で人気の観光地である岡崎エリアにあります。
こちらも京都の観光スポットとしては定番の場所ですが、知恩院と同様にとっても広い敷地なので、人混みを気にすることなく観光することができます。
広い敷地内には枯山水の庭園や、数々の文化財などがあり見どころが豊富です。
名庭・文化財、四季折々に変化する木々など、さまざまなテーマで境内を楽しめます。
中でも、疏水にある赤煉瓦のアーチを思わせる水道橋は、着物を着て写真を撮るとインスタ映えするとして、人気を集めています。
法住寺は、後白河法皇の御所であった法住寺殿跡に建つお寺です。
法住寺は有名な観光スポットではありませんが、月2回ご住職に書道を教わりにくる地元の小学生や、信奉する方々、一人旅で写経を体験する女性、仕事帰りのサラリーマンなど、さまざまな人が訪れます。
法住寺を訪れる人たちは、写経や参拝をきかっけにご住職やご住職のお母さまの人柄に惹かれて人生相談をする方も多いとか。
そんな人の温かみに触れることのできる法住寺でゆったりした時間を過ごすのもよいでしょう。
京都の中心地である烏丸エリアの「三井ガーデンホテル京都新町 別邸」1階にある「居様IZAMA」は、古い蔵と中庭を楽しめる和食レストランです。
朝は京都の家庭料理「おばんざい」を中心としたブッフェ、昼は旬の食材を使った「9種のおばんざい御膳」、夕食は薬味と一緒に食べるしゃぶしゃぶなど、京都ならではの食材を使った料理が楽しめます。
ホテル併設のレストランなので、朝7時から営業しており、「京都らしい和食の朝ごはんを食べたい!」という人にもおすすめです。
京都の嵐電(京福電鉄)北野線の鳴滝駅〜宇多野駅の間(約200m)には線路の両側に合わせて約70本のソメイヨシノが立ち並び、「桜のトンネル」と呼ばれています。
桜が満開の時期になると、昼間の車内はほんのりピンク色に染まります。
歩くのに疲れたら、少し休憩がてらに嵐電にのりながら優雅に花見を楽しむのもよいでしょう。
「日本一おもしろい、心やすらぐ植物園」をコンセプトに展開される京都府立植物園は、植物の生態と輝きを間近に感じることができ、一日中いても飽きず、何度でも訪れたくなる観光スポットです。
京都市内の人気の神社仏閣と比較すると混雑が避けられる穴場のスポットです。
実は、京都市内でこれだけの様々な花や植物を楽しめる場所は他にないということもあり、和装のフォトウエディング撮影にもよく使われている場所でもあります。
いかがでしたでしょうか?
外国人観光客が減っている今だからこそ、きっちり計画をたてて存分に楽しめる京都旅行にしたいですよね。
そして、せっかく京都を観光するなら、より京都の雰囲気を味わうために「着物姿」で穴場スポットを巡ってみてはいかがでしょうか?
穴場スポットであれば、人混みを避けて観光できるので、人とぶつかって着崩れしたりする心配が減るのでおすすめです。
着物で京都観光をすると、京都をより深く体感でき、良い思い出になりますよ。
京都には着物レンタル店はたくさんありますが、移動が便利な駅近の着物レンタル店「咲く都」をぜひご利用ください!
咲く都では2,500円からかわいい着物がレンタルできます。
この春に、密を避けて、着物レンタルをして京都の穴場観光するなら、是非、咲く都をご利用くださいね。
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