振袖を着る機会といえば、成人式や卒業式の晴れ着として、というのが一般的で、それ以外に着る機会はなかなかありません。
そんな振袖だからこそレンタルと考えている方も多いと思いますが、宅配レンタルと店舗レンタルのどっちがいいのか?悩んでいる方に向けて解説しました。
目次
結論からいうと、何を求めるのかで「宅配」か「店舗」のどっちが良いかが変わります。
振袖レンタルを宅配か店舗かで悩む場合、『振袖の可愛さ、料金の安さ、着付けの手間、ヘアセットの手間』など様々なポイントで悩まれるかと思います。
ここで一度、宅配レンタルと店舗レンタルの違いをおさらいしてみましょう。
宅配レンタル | 店舗レンタル | |
---|---|---|
△ | 思ってたデザインか (写真と実物の差) |
◯ |
◯ | レンタルの手間 (レンタルに掛かる時間) |
△ |
◯ | 料金の安さ (振袖のみ) |
◯ |
△ | 着付けの手間 (朝の早さ) |
◯ |
△ | ヘアセットの手間 (美容室の予約) |
◯ |
◯ | デザインの豊富さ | ◯ |
◯ | 返却の手間 | △ |
◯ | 総費用 | ◯ |
振袖レンタルは宅配か店舗かで上記の様な違いがありますが、一番大きな違いは「振袖を使う当日の手間」です。
他にもメリットとデメリットがあるので、更に詳しくみていきましょう。
■メリット
■デメリット
一言でいうと、宅配レンタルは振袖単体でのレンタル料金自体は安いけど、実物を見て選べるわけではないので、あとから思っていた振袖のデザインじゃなかった。となる可能性があります。
また、着付けやヘアセットも別で行う必要があるので、別で予約が必要だったり、追加で掛かる費用が少々高くなってしまいます。
■メリット
■デメリット
振袖の店舗レンタルは、振袖の実物を下見できるので、質感もデザインもこんなはずじゃなかった!というミスマッチはおきにくいです。
また、着付けやヘアセットなど、レンタルする店舗ですべての事が行なえるので、家やイベント会場から近い店舗であれば、早朝に美容室にヘアセットでいくよりも、ゆっくりと朝を過ごしやすいです。
ここからは、ある程度のクオリティーを保てる正絹生地の振袖をレンタルした場合の想定で、比較をしてみます。
宅配レンタル (某大手) |
店舗レンタル (咲く都) |
|
---|---|---|
振袖レンタル料 | 平均39,800円 (19,800~89,800円) |
40,000円 |
袴レンタル料 | 無料 |
2,000円 |
往復送料 | 無料 | — |
着付け | 10,000~15,000円 | 無料 |
ヘアセット | 4,000~6,000円 | 1,500~3,000円 |
メイク | 3,000~5,000円 | 取り扱いなし |
髪飾り | 店舗次第 自分で用意も |
500円 |
羽織・ファー・ショール | 不明 | 500円~1,000円 |
レンタル期間 | 5日6日 or 約1ヶ月 |
基本当日 (翌日返却は+1,000円) |
合計 | 56,800~65,800円 (56,800~115,800円) ※別途必要物あり |
44,500~46,000円 |
※某大手振袖レンタルサイトと京都着物レンタル咲く都で比較した場合です。
※各地域や店舗により料金が異なるため比較内容と異なる場合があります。
比較をしてみた結果からいうと、宅配レンタルのほうが振袖レンタル料と別途かかる費用の総額で高くなりがちです。
宅配レンタルの特徴はなによりも、扱っている振袖の豊富さから、様々なデザイン・品質の振り袖から選ぶことができます。ただその分、料金幅も広がり、珍しいもの・品質の高いものは高額になりがちで、一般的なものは安い傾向にあります。
店舗レンタルの場合、年間需要が少ない振袖を店舗において保管できる数に限りがあるので、どうしても選択肢は少なくなってきます。
ちなみに、上記の宅配レンタルと同じように、品質によってレンタル料金に差があるところもありますが、咲く都は正絹生地の振袖は料金を統一しています。
ただ、品質が同じであれば、振袖単体のレンタル料金はそこまで大きく変わらないと思います。
宅配レンタルは、成人式前に「初詣や家族での前撮りなどで振袖を使いたいシチュエーション」に最適です。
宅配レンタルの最も大きなメリットは、成人式シーズンのレンタル期間が長いことです。
例えば、夢館の場合は、12月1日〜成人式の翌日までレンタル期間があり、その期間中は何度でも着ることができます。
そのため、「成人式の前撮り」「家族写真」「初詣」「成人式」と、レンタル期間中に何度でも振袖を楽しむことができます。
咲く都をおすすめする理由は3つあります。
振袖レンタル料金 | 12月1月:40,000円 (通常30,000円) |
京都きものレンタル咲く都は、正絹生地の振袖を約30種類扱っています。
近年、ポリ生地の着物や振袖がでてきていますが、正絹生地は高級着物に利用されている生地であり、手触りや質感も上質です。
そのため安っぽく見えず、着物特有の生地の質感も楽しむことができ、成人式で着ても恥ずかしくない生地です。
そんな正絹生地の振袖が12月・1月は40,000円でレンタルできます。
咲く都には、セットサロンで勤務していたスタッフおり、ヘアセットを行っています。
素人の行うヘアセットと違い、髪質や髪の癖を考えてセットすることができるので、仕上がりの違いに差がでます。
京都の成人式は毎年、「京都市勧業館みやこめっせ」で行われています。
咲く都は、駅からのアクセス、みやこめっせまでのアクセスを考えて、立地の良い場所に2店舗構えています。
京都駅からは地下鉄で、祇園店からはタクシーでみやこめっせまで行きやすく、暇を潰せるカフェなども多いので、待ち時間があっても楽に過ごすことができます。
咲く都にはこんな特徴があるので、京都で振袖レンタルを考えている場合は、ぜひ一度振袖の下見へお越しください。