京都で着るなら着物か浴衣のどっち？6月～9月は浴衣がオススメ

京都にいく時に和装を着て散策したいけど、着物と浴衣どちらを着ればいいのだろう？

そう疑問に思う人は少なくありません。

 

浴衣は着物の種類の1つで、夏に着られる最もカジュアルな和装のことを指します。

着物と比べると、重ね着をせず着られることや夏用の薄い生地でできているなどの特徴があります。

⇒　浴衣と着物の違いは4つ｜利用時期・着方・シーン・生地

 

とはいえ、季節や場所によっては着物と浴衣、どちらを着たらいいのか迷ってしまう方は多いです。

この記事では、京都で着る着物と浴衣の選び方を季節ごとに解説します。

京都散策での着物と浴衣の選び方

夏には浴衣とお伝えしましたが、季節の変わり目などはどちらを選べばいいか分からなくなりますよね。

特に遠方から京都に行く人は、今の季節に着物と浴衣のどちらを着ればいいのか迷ってしまうかもしれません。

6〜9月に友達やカップルで散策するなら浴衣

京都に行くのが6月から9月の場合は、浴衣がおすすめです。

京都の夏は、関西の中でも蒸し暑いので、6月や9月であってもかなり高温になるからです。

2018年の京都の気温の表

月	平均気温	最高気温
6月	23.4度	34.8度
7月	29.8 度	39.8度
8月	29.5度	39.5度
9月	23.6度	32.6度

※気象庁のデータをもとに作成

表を見ても分かるように、6月や9月であっても日中30度を超えることはよくあります。

浴衣は1枚だけでさらっと着れて、生地も薄いので暑い夏でも快適に過ごすことが出来ますよ。

 

ちなみに、7月8月に関しては40度近くなることも多いため、浴衣を着た上で日傘を使うなどして暑さ対策も必要となってきます。

⇒　京都の夏でも涼しく浴衣を着れる！おすすめの観光スポット特集

夏の間でも格式が高い場所では夏着物

夏に結婚式や高級レストランなど、フォーマルな場所に和装で出かけたい場合には、夏着物がいいでしょう。

フォーマルな場所とは、洋服の場合スーツやドレスが求められるシーンです。

 

なぜなら浴衣はカジュアルな服装のため、フォーマルにきていくことができないからです。

夏着物は、夏用に生地を薄くした着物で、色柄も夏の風物詩が施されています。

 

ただし、夏着物は普段から着物をよく着ている着物中級者以上向けといえます。

普段から着物に慣れていて、夏にフォーマルな場所に

夏着物は着物が薄いですが、長じゅばんという下着と重ね着をするため浴衣に比べるとどうしても暑くなります。

さらに、浴衣と比べて帯の部分も蒸れてしまうので慣れている人ではないと快適に過ごせない可能性があります。

 

初めて夏の京都に和装で出かけるのであれば、浴衣がおすすめです。

 

10~5月の京都には着物で出かけよう

10月から５月の間であれば、浴衣ではなく着物を着て出かけましょう。

 

初めにも書いた通り、浴衣は夏用のカジュアルな和装です。

夏以外に着てしまうと、着ている本人が寒いだけではなく、見た目にも寒そうでかなり浮いてしまいます。

特に京都では、普段から着物を着ている人も多くいるため、季節や格式に合わない着物の着方は厳しい目で見られるかもしれません。

 

京都の着物レンタル店で借りる場合、季節外れの着物を渡されることはないと思いますが、自分でお気に入りの浴衣を持っている場合も夏以外は着ないようにしましょう。

 

また、真冬の場合は京都はかなり冷え込みます。

春や秋と同じように着物を着るのではなく、しっかりと防寒するようにしましょう。

⇒ 冬に京都で着物レンタルするなら！冬に着物を楽しめる装いとポイント

異常気象など例年に見合わない気候の場合の選び方

最近では、5月なのにとても暑い日があったり、9月なのにとても寒い日があったりと、例年と比べて気温が違うときも多くなっていますよね。

自分で着物や浴衣と決めていても、直前になって不安になってくることもあるかもしれません。

 

そういう時には、京都の観光案内所・宿泊するホテルや着物レンタル屋さんに一度問い合わせてみるとよいでしょう。

京都市内では一年を通して着物か浴衣をきている人が多いので、それを参考に答えてくれるはずですよ。

 

京都の着物レンタル屋さんでは、1年を通して柔軟に着物を選べたり、必要な着物の小物をレンタルできる場合も多くあります。

良いレンタル着物屋さんであれば、お客様が少しでも心地よく着物レンタルができるように気遣っているので柔軟に対応してくれるでしょう。

季節に合った浴衣・着物を選んで京都散策をしましょう

せっかく着物や浴衣を着るのであれば、快適に過ごしたいですよね。

「寒さや暑さも我慢できるかも」と思っても、普段から着ていない和装で寒さや暑さの我慢をするのは体にとってもかなりのストレスになってしまいます。

 

京都にある着物レンタル屋さんでは、季節に合わせて着物と浴衣どちらも選べるようになっていることが多いです。

さらに、着物・浴衣だけではなく、季節に合ったトレンドの柄を選べるのも着物レンタルのメリットですよね。

是非、京都旅行の際には季節に合った着物や浴衣を来て散策してみてくださいね。

 

⇒　9月に京都で着るなら「着物」「浴衣」どっちがいい？

⇒　冬に京都で着物レンタルするなら！冬に着物を楽しめる装いとポイント

 

咲く都ではかわいい上質着物・浴衣が2500円からレンタルできます。

6月と9月にはその日の気温に合わせて、着物と浴衣から選ぶこともできますよ。

是非、京都で着物・浴衣レンタルをする際は咲く都をご利用ください。